SBI証券とマネックス証券を20年使ってきた僕が一本化した理由【乗っ取り事件の影響】

SBI証券とマネックス証券の併用から一本化への乗り換え経験を表すイメージ お金・投資

📖 最近、マネックス証券にログインしなくなった話

読者さん

これから投資を始めたいけど、証券口座ってSBI?楽天?マネックス?どれを選べばいいの…?

これから株式投資を始める方の多くは、こんなふうに悩むと思います。比較サイトを見ても情報が多すぎて、結局どれが自分に合うのか分からなくなりますよね。

結論からお伝えすると、証券口座は1つに絞らなくて大丈夫です。実際、投資歴20年になる筆者も長い間マネックス証券とSBI証券の2社を併用してきました。それぞれに使い分ける理由があったからです。

ところが最近、マネックス証券にログインすることがほとんどなくなりました。今は実質SBI証券一本で運用しています。

今日はその経緯を実体験ベースでお話しします。証券口座選びで迷っている方の参考になれば嬉しいです🌸

🎯 結論|投資歴20年の僕は今、SBI証券一本で運用している

まず最初に、現在の筆者の状況をお伝えします。

📊 筆者の現在の証券口座事情

  • メイン口座:SBI証券(特定口座・NISA・iDeCo)
  • サブ口座:マネックス証券(保有はしているが、最近はほぼ使っていない)

もともとはマネックス証券をメインに使っていた時期もあり、その後はSBI証券との2社併用が長く続いていました。それが今ではSBI一本に集約されたわけですが、ここに至るまでにはいくつかの転機があります。

順番にお話ししていきますね。

💡 もともとマネックス証券のツールが好きだった

筆者がマネックス証券を長く使っていたのは、銘柄を探したり管理したりするツールがとても優秀だったからです。

🔍 スクリーニング機能が使いやすい

マネックス証券のスクリーニング機能は、PERや配当利回り、PBR、業種といった条件をチェックボックスで絞り込めて、画面上部に現在の検索条件が常に表示される仕組みです。「自分が今どんな条件で絞っているのか」が一目で分かるので、銘柄探しがとても捗りました。

✨ マネックス スクリーニングのいいところ

  • 条件をチェックボックスで直感的に設定できる
  • 現在の検索条件が画面上部に常時表示されて分かりやすい
  • 過去の検索条件を保存しておける
  • 「高配当で好財務の銘柄」などのテンプレートも豊富

「高配当で好財務の銘柄」「アナリスト評価が高い銘柄」といったおすすめ検索テンプレートも用意されていて、銘柄探しの取っ掛かりとしても便利です。

🗂️ マーケットボードで銘柄を用途別に管理

もう1つの目玉がマーケットボード機能です。気になる銘柄を複数のボードに分けて登録できるので、こんな使い方をしていました。

📋 筆者のボードの分け方(例)

  • 高配当株の候補リスト
  • スイングトレードの監視銘柄
  • 決算発表を控えていて様子見中の銘柄
  • 長期保有候補

銘柄が増えてくると、1つのお気に入りリストに全部入れるとごちゃごちゃして見づらくなります。用途別に分けておくことで「いま何を見ればいいのか」が一目で分かるのがありがたかったです。

銘柄を探す → 管理する → 分析する。
この一連の流れが、マネックス証券のツール群でほぼ完結していた。

💰 NISA口座と特定口座をSBI証券に集約した理由

ツールが優秀なマネックス証券をメインに使っていた筆者が、なぜSBI証券に集約していったのか。理由はとてもシンプルで、手数料の差でした。

筆者

ツールがいくら便利でも、毎回手数料を払うのはやっぱり気になるんですよね…

💸 当時のマネックス証券は特定口座でも手数料がかかっていた

筆者がSBI証券に乗り換えていった当時、マネックス証券では特定口座での売買にも手数料がかかっていました。一方でSBI証券は、特定口座もNISA口座も売買手数料が無料という強みを打ち出していたのです。

⚠️ 手数料は塵も積もれば馬鹿にならない

1回あたりの売買手数料は数百円程度でも、頻繁に売買する人ほど積み重なると無視できない金額になります。特に筆者は信用取引で日計り(その日のうちにポジションを閉じる短期売買)もよくやるので、手数料の差は実感として大きかったです。

🎁 NISA口座は最初からSBI証券で開設

NISA制度を使い始めるにあたっては、最初からSBI証券で口座を開設しました。手数料無料という条件は長期のつみたて投資においても有利ですし、取扱投資信託も豊富で、低コストのインデックスファンドを選びやすかったからです。

✅ SBI証券をNISA・特定口座に選んだ決め手

  • 特定口座もNISA口座も売買手数料が無料
  • 取扱投資信託が豊富で低コストファンドを選びやすい
  • つみたても個別株売買も同じ口座で完結する

その後、特定口座での売買もSBI証券に集約していきました。NISAも特定口座も同じSBI証券で完結させることで、資産管理もシンプルになります。

🤝 それでもマネックス証券は併用していた

SBI証券に売買を集約した後も、マネックス証券はずっと併用していました。理由はやはり、ツールの優秀さです。

役割分担としてはこんな形に落ち着いていました。

🔄 かつての筆者の使い分け

  • 銘柄を探す・管理する:マネックス証券(スクリーニング・マーケットボード)
  • 実際に売買する:SBI証券(手数料無料・取扱商品の幅広さ)

「マネックスで気になる銘柄を見つけて、ボードで管理 → 買うときはSBIで発注」という流れです。それぞれの強みを活かした、自分なりに納得のいく体制でした。

この使い分けは長く続いていたのですが、ある出来事をきっかけに状況が変わります。

⚡ 2025年の証券口座乗っ取り事件で潮目が変わった

2025年、ネット証券業界に大きな衝撃が走りました。証券口座の乗っ取りによる不正取引が大規模に発生したのです。

読者さん

あの事件、ニュースで見て怖いなって思いました…

📰 業界全体に広がった被害

金融庁の発表によれば、被害は楽天証券、SBI証券、マネックス証券をはじめとする主要証券会社のほぼすべてに広がりました。フィッシングメールなどでIDやパスワードを盗まれ、勝手に株式が売買されるという手口です。

これを受けて、各証券会社は多要素認証(2段階認証)の必須化を急ピッチで進めました。セキュリティ強化という意味では当然の対応ですし、本来とてもありがたいことです。

🔐 ログインの手間がツールの便利さを上回った

ただ、この変化が筆者のマネックス証券との距離を一気に広げてしまいました。

もともとマネックス証券は「銘柄探しと管理」のために使っていたわけで、毎日売買するわけではありません。久しぶりにログインしようとすると認証手続きが必要で、その手間がだんだん億劫になっていきました。

セキュリティの強化は資産を守るために必要。
でも、使う頻度の少ない口座ほど「ログインの手間」が気になってしまう。

⚠️ セキュリティとUXのトレードオフ

セキュリティ強化は資産を守るために絶対に必要です。ただ、使う頻度が少ない口座ほど「ログインする手間」が相対的に大きく感じられるのも事実。結果として、便利だったツールから足が遠のく原因になりました。

気がつけば、マネックス証券にログインする回数がどんどん減り、最近ではほぼゼロに近い状態です。

🌱 今のSBI証券一本体制で困っていないこと

マネックス証券から足が遠のいて以降、SBI証券一本で運用しているわけですが、正直なところそれほど困っていません

📁 SBI証券にも銘柄管理機能はある

SBI証券にもポートフォリオ機能があり、複数のグループに分けて銘柄を登録・管理できます。例えば「デイトレ用」「高配当株候補」のようにポートフォリオを作って、それぞれに銘柄を登録しておけます。

正直に言えば、見た目の使いやすさはマネックスのマーケットボードの方が好みでした。ただ、機能としては十分代用できるレベルです。

🛍️ 取扱商品の幅広さで困った記憶がない

SBI証券は国内株式・米国株式・投資信託・iDeCo・NISA・IPOと、必要なものはひと通り揃っています。20年近く投資をしてきて「この商品が買えなくて困った」という記憶はほとんどありません。

🏦 NISA・iDeCoも同口座で完結

筆者は資産運用の土台はインデックス投資と考えていて、新NISAとiDeCoでコツコツ積み立てる役割を担ってもらっています。SBI証券は両制度に対応していて、iDeCoの運営管理手数料も無料なので、長期運用のコストも抑えられます。

✨ SBI証券一本でできていること

  • 新NISAでつみたて投資(インデックスファンド中心)
  • iDeCoで老後資金の準備
  • 特定口座で個別株・高配当株の売買
  • ポートフォリオ機能で銘柄管理

つみたても、個別株での売買も、老後資金の準備も、すべて1つの口座で完結する。これは管理のシンプルさという意味で大きなメリットです。

📌 これから証券口座を作る人へ|筆者からのアドバイス

長々とお話ししてきましたが、これから証券口座を開設する方に向けて、筆者なりのアドバイスをまとめます。

🌟 ① まずは大手ネット証券で1口座から始めよう

初めて証券口座を作るなら、SBI証券か楽天証券がおすすめです。両社とも手数料が業界最安水準で、取扱商品も豊富。新NISAやiDeCoにも対応しており、最初の1社としての安心感があります。

また、ネット証券の老舗である松井証券も選択肢のひとつです。1918年創業の歴史ある証券会社で、1日の約定代金50万円までなら手数料無料というシンプルな料金体系が初心者には分かりやすいのが特徴です。

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松井証券

🤝 ② 複数口座を持つかどうかは後から決めればいい

慣れてくると「もう1つ別の証券会社も使ってみようかな」と思う場面が出てきます。銘柄分析を深くやりたい方ならマネックス証券のツールは魅力的です。スクリーニングもマーケットボードも本当によくできているので、機会があれば試してみる価値はあります。

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🛡️ ③ セキュリティ意識を持って使う

2025年の乗っ取り事件以降、各社とも多要素認証を強化しています。少し手間ではありますが、大切な資産を守るためのものなのでしっかり設定しましょう。フィッシングメールには十分注意して、不審なリンクは絶対にクリックしないことも基本です。

⚠️ セキュリティ対策の基本

  • 多要素認証(2段階認証)を必ず設定する
  • 怪しいメールのリンクは絶対にクリックしない
  • パスワードは使い回さない・定期的に変更
  • 公共Wi-Fiでの取引は避ける

🌸 おわりに

筆者がSBI証券一本に落ち着いた経緯をお話ししました。大事なのは「自分の投資スタイルとライフスタイルに合った証券口座を選ぶこと」。今回ご紹介したのはあくまで一例です。

マネックス証券のツールが好きだったという気持ちは今も変わりませんし、ライフスタイルが変わればまた使い方も変わるかもしれません。証券口座選びに「絶対の正解」はないので、自分にとって心地よい使い方を探していけたらと思います。

筆者

あなたに合った証券口座が見つかることを願っています🌸

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