新潟11R 弥彦S(芝1800m・3勝クラス)有力馬6頭
5/17(土)新潟11R 弥彦Sは、4歳以上3勝クラスの定量戦。芝1800mを舞台に16頭が顔を揃えた。新潟外回りの芝1800mは最後の直線659mと長く、坂のない平坦コースのため、上がりの速さがそのまま着順に直結しやすい条件。スタートから1コーナーまでが約950mと長いので無理に主張する馬が少なく、ペースは落ち着きやすい。過去の戦歴、騎手、種牡馬、調教内容などを総合して、このレースで注目したい6頭を挙げる。
レース自信度:★★★★☆(軸安定型)
1番人気を中心に上位3頭の能力差が比較的明確。ただし1〜3位の差は4.4ポイントで完全に抜け出してはおらず、相手選びでワイド勝負が向く一戦。
展開想定
逃げ・先行タイプは3頭、中団からの競馬が8頭、後方待機が5頭という構成で、明確な逃げ馬不在。1コーナーまで距離が長い新潟外回りの特性も重なり、ペースはスロー〜平均の前半が濃厚。直線が長いコースなので末脚比べの様相になりやすく、瞬発力勝負を見据えた組み立てが現実的。先行勢の中では昇級初戦の馬が一枚自在に立ち回れる構図で、ここを抜け出されると差し勢には酷な流れも警戒したい。
注目の6頭
◎ 6番 エストゥペンダ
1人気・牝4 / 鞍上:荻野極 / 父:サートゥルナーリア
前走スピカS・3勝5着で上がり最速、2走前2勝クラスを上がり最速で勝利。末脚は当メンバー随一。
前走スピカS・3勝クラスでは5着に敗れたものの上がりは最速。2走前の2勝クラスでも上がり最速で勝ち上がっており、メンバー中突出した末脚を持つ4歳牝馬。父サートゥルナーリアは当該条件で複勝率50%と適性が高く、鞍上の荻野騎手も複勝率30.6%と安定したコンビ。調教はウッドで50.4秒・終い11.2秒と動けている。ただスローペースになると後方からでは届かない不安は残るため、ペース次第で評価が振れる。直線の長い新潟外回りなら届く設計の馬。
〇 7番 マイエレメント
3人気・牝4 / 鞍上:斎藤新 / 父:エピファネイア
3走前1勝クラスを上がり2位で勝ち上がり。中団から末脚を使えるエピファネイア産駒。
前走マレーシアC・3勝クラスでは6着だったが、3走前の1勝クラスを上がり2位で勝ち切るなど末脚に確かなものがある4歳牝馬。父エピファネイアは当該条件で複勝率31.8%と相性良好。鞍上の斎藤新騎手は近況勝率17.6%と絶好調で、テン乗りでも力を引き出せる手応え。中団から長い直線で末脚を活かす形が描けるが、調教は平凡な動きで上積みは未知数。展開の助けがあれば差し切りまで。
▲ 16番 ミラビリスマジック
8人気・牝5 / 鞍上:小沢大仁 / 父:キズナ
キズナ産駒の中団差し。8人気と人気は薄いが調教動いており展開ハマれば食い込み可。
前走マレーシアCで9着、3走前の分倍河原S・3勝クラスでも8着と近走の着順は目立たないが、父キズナ×直線の長い新潟外回りという血統的な噛み合わせは見逃せない。ウッド調教は50.3秒・終い11.2秒と動けており、状態面は上向き。8人気と人気は薄いものの、中団から差してくる脚を持つタイプで、上位人気が崩れる展開になれば3着圏内まで食い込める可能性。鞍上の小沢騎手は複勝率19.0%とまずまず。穴的な相手として押さえておきたい一頭。
△ 12番 ピンキープロミス
11人気・牡6 / 鞍上:武藤雅 / 父:ゴールドシップ
昇級初戦の先行馬。前走2勝クラスを上がり2位で勝ち上がり、勢いに乗る一頭。
前走の蓬莱峡特別・2勝クラスを上がり2位で勝ち切って3勝クラスに昇級してきた一頭。11人気と評価は薄いが、先行脚質で立ち回れる馬が手薄なメンバー構成は追い風。スローペース濃厚な展開で、好位を取り切れれば直線抜け出しの可能性も十分。鞍上の武藤騎手は当該条件成績振るわずという数字が出ており、父ゴールドシップは当該条件で複勝率18.9%とやや見劣る。とはいえ昇級初戦の勢いと、先行できる脚質の希少さが武器。穴目に押さえておきたい。
△ 3番 ミナデオロ
2人気・牡5 / 鞍上:西塚洸二 / 父:レイデオロ
先行できるレイデオロ産駒。前走13着の凡走と斤量+1kgで評価は△まで。
2人気の支持を集める先行馬。3走前の岸和田S・3勝クラスで5着(着差0.2秒)と適性は見せたが、前走センテナリーハンデ・3勝クラスでは13着と大敗。さらに前走から斤量+1.0kgの増量も気がかり。父レイデオロは当該条件で複勝率27.3%、鞍上の西塚騎手は複勝率11.8%とサポート役の数字はそこそこ。スローペースで先行を取り切れれば粘り込みあるが、上位人気としては不安要素もあり連下評価に留める。
△ 4番 ピックアチェリー
5人気・牝5 / 鞍上:吉田隼人 / 父:モーリス
前走3着・上がり最速のモーリス産駒。吉田隼人騎手と末脚は魅力もスローでは届かず。
前走マレーシアC・3勝クラスで3着・上がり最速、3走前の秋風S・3勝クラスでも5着(着差0.3秒)で上がり最速と、メンバー随一クラスの末脚を持つ5歳牝馬。父モーリスは当該条件で複勝率25.5%、鞍上の吉田隼人騎手は勝率33.3%と絶好調。ただ後方脚質のため、スローペースで前残りになると届かない懸念がある。展開さえ向けば突き抜けてもおかしくない素材で、ハマった時の上昇余地は△の中でも大きい。
まとめ
軸は◎エストゥペンダの末脚に賭ける形。新潟外回りの直線659mは差し追い込みが届く設計で、上がり最速を連発する末脚はこの舞台向き。相手は同じく末脚自慢の〇マイエレメント、人気薄ながら血統と調教で食い込みを狙える▲ミラビリスマジックの2頭が主軸。先行勢の中では昇級初戦の△ピンキープロミスが要注意で、スローで前残りになるパターンにも備えたい。2人気△ミナデオロは斤量増と前走凡走でやや評価を下げ、5人気△ピックアチェリーは末脚は十分も展開待ちの様相。ワイド中心で広く拾う組み立てが向く一戦。
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結果が出たら事後検証記事を書く予定。
※ 本記事は筆者の分析による見解であり、馬券購入を推奨するものではありません。最終的な投票は自己責任でお願いします。


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