2026年8月1日、札幌競馬場の芝2000mで行われたSTV賞を振り返る。事前予想では有力馬6頭を取り上げ、8番キャントウェイトを本命、7番ハニーコムを対抗とした。結果は▲10番ヨヒーンが1着、無印12番アルマデオロが2着、△11番ショウナンサムデイが3着。勝ち馬は評価できたが、本命と対抗がともに崩れ、軸選定に課題が残る一戦となった。
結果総括 ― ▲ヨヒーンが勝利、◎キャントウェイトは9着
5番人気の▲10番ヨヒーンが中団後方から進出し、直線で差し切った。最後方で脚をためた1番人気の12番アルマデオロが最速の末脚で2着。△11番ショウナンサムデイは中団から伸びて3着を確保した。
レース展開
1番クレバーテーストが先手を取り、2番ジャスティンガルフが続いた。前の集団が隊列を作る一方、10番ヨヒーンは中団後方、12番アルマデオロは最後方で脚をためた。勝負どころからヨヒーンが外を通って進出し、直線では先に抜け出して押し切った。アルマデオロは大外から最速の末脚で迫ったがクビ差届かず、ショウナンサムデイが中団からしぶとく伸びて3着。前で運んだ馬には厳しく、終盤まで脚を残した差し馬が上位を占めた。
ピックアップ6頭の振り返り
◎ 8番 キャントウェイト → 9着
4番人気 / 牡5・56kg / 丹内祐次
中団で運んだが9着。直線で上位へ迫る脚を使えず、本命判断は機能しなかった。
中団で流れに乗り、勝負どころでは勝ち馬と近い位置から進出を試みた。しかし直線では伸び切れず、差し馬同士の争いに加われなかった。同クラスでの安定感と斤量減を重視したが、今回の洋芝で求められた終盤の決め手を見誤った。
○ 7番 ハニーコム → 15着
2番人気 / 牝5・54kg / 佐々木大輔
中団から運んだが15着。直線で脚を失い、近走の安定感を発揮できなかった。
中団で本命馬の近くを進んだが、勝負どころから手応えが鈍くなり、直線では後退した。同クラスでの連続好走と軽い斤量を評価した対抗判断は、今回の結果につながらなかった。
▲ 10番 ヨヒーン → 1着
5番人気 / 牝4・53kg / 鮫島克駿
中団後方から差し切って優勝。洋芝適性と53kgを評価した判断は正しかった。
道中は急がず脚をため、勝負どころから外を通って進出。直線ではしっかり伸び、最後方から追い込んだアルマデオロをクビ差抑えた。昇級初戦でも洋芝適性と軽量を生かして通用しており、機械評価1位を本命まで上げ切れなかった判断が悔やまれる。
△ 3番 アイスグリーン → 11着
8番人気 / 牡6・57kg / 小沢大仁
好位で運んだが11着。直線まで脚を残せなかった。
内枠から好位を取り、前を見ながら運んだ。しかし差し馬が動いた勝負どころで余力を失い、直線では伸びを欠いた。洋芝実績を評価したが、57kgで差し決着に対応するだけの脚を残せなかった。
△ 11番 ショウナンサムデイ → 3着
3番人気 / 牝4・54kg / 池添謙一
中団から伸びて3着。洋芝実績と展開適性の評価は機能した。
中団で折り合い、直線では勝ち馬と同じ位置からしぶとく脚を伸ばした。上位2頭には離されたものの3着を確保。前走に続いて洋芝で安定した走りを見せ、差し馬を評価した判断は正しかった。
△ 13番 エルフストラック → 13着
6番人気 / 牝5・54kg / 舟山瑠泉
先行したが13着。差し馬が台頭する流れで粘れなかった。
好位につけて前を追ったが、勝負どころから手応えが苦しくなり、直線では後退した。軽い斤量と先行力を評価したものの、前で運ぶ形が今回の流れに合わなかった。
取りこぼした馬
12番アルマデオロは無印で2着。最後方で脚を温存し、直線ではメンバー最速の末脚で勝ち馬にクビ差まで迫った。昇級初戦と事前の行き脚を慎重に見たが、後方待機へ切り替えて発揮した決め手を拾えなかった。
まとめ ― 勝ち馬を評価しながら、軸へ引き上げ切れなかった
▲10番ヨヒーンは、洋芝適性と53kgを生かして1着。機械評価1位で、事前にも強みを把握できていた。一方、昇級初戦を慎重に見て3番手にとどめ、◎8番キャントウェイトは9着。クラス実績を優先した軸選定が機能しなかった。
△11番ショウナンサムデイが3着に入り、差し馬の評価自体は一部機能した。今後は昇級初戦という一点だけで評価を抑えず、洋芝実績、斤量、終盤の決め手が同時にそろう馬を軸候補として比較したい。
次走注目
10番ヨヒーン――中団後方から外を進出し、昇級初戦を差し切った。クラスが上がっても洋芝と軽い斤量を生かせる条件なら注目したい。
12番アルマデオロ――最後方から最速の末脚で2着。昇級初戦で決め手が通用しており、展開が向けば次走も上位候補となる。
11番ショウナンサムデイ――中団からしぶとく伸びて3着。洋芝で安定しており、同様の条件なら引き続き注意したい。
※ 本記事はオッズ・人気・JRA-VAN確定結果(2026年8月1日取得)をもとにしたレース回顧です。
※ 本記事は筆者個人の見解であり、馬券購入を推奨するものではありません。最終的な投票は自己責任でお願いいたします。

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