【10/18東京11R】ブラジルカップ 先行力と2100m適性が分ける長距離ダート戦
10月18日(日)の東京11Rはブラジルカップ。3歳以上13頭がダート2100mのハンデ戦で争います。1番人気は⑪レッドプロフェシーで3.4倍、⑥ハピが4.1倍、⑨クールミラボーが6.4倍。機械評価は③ルシュヴァルドールが76.5で首位ですが、東京2100mは最初のコーナーが近く、直線は日本のダートで最長。位置取り、スタミナ、同コース実績、斤量を重ねて有力馬6頭を選びました。
自信度:★★★★☆(軸安定型)
機械首位③と2位⑤の差は4.9点、5位まで17.2点差があり、上位の輪郭は比較的明確です。ただし最終◎は、東京2100mで1勝2着2回、昨年のブラジルカップ2着を持つ⑨へ変更しました。③は2100m未経験、②は同コース6戦すべて3着以内でも約13か月ぶり。能力と適性の両方を見ながら、⑨を軸候補とする軸安定型です。
コース解説
東京ダート2100mは正面スタンド前から発走し、最初の1コーナーまで約240mしかありません。内の馬は位置を守りやすく、外の先行馬は短い区間で内へ寄せる判断が必要です。1~2コーナーは平坦ですが、向正面には緩い上り坂があり、距離だけでなく道中で力まず走るスタミナが問われます。
最後の直線は501.6mで、日本のダートコースでは最長です。途中には緩い上り坂もあり、早めに動いた馬が最後まで粘る持続力と、後方勢が長く末脚を使う能力の両方が必要です。集計では逃げの複勝率41.7%、先行34.4%に対し、中団19.3%、後方6.8%。長い直線があっても、基本は直線入口までに前を射程へ入れている馬が優勢です。
ペースはメンバー構成次第です。長距離ダートだけに向正面で緩むことも多く、スローなら逃げ馬の単勝妙味が高まります。速くなれば上がり上位の差し馬が浮上します。枠順差は極端ではありませんが、最初のコーナーまでが短いため内寄りの先行馬に損はありません。今回は逃げ候補⑧⑨と先行③⑤の並びが展開の中心です。
展開想定
⑧ピュアキアンは逃げて結果を出してきた馬で、⑨クールミラボーも直近2走は逃げています。⑧が内から主張し、⑨が無理に競り切らず外の2番手へ収まる形を本線にします。③ルシュヴァルドールと⑤ピカピカサンダーは、その直後の好位を確保できそうです。最初の1コーナーまでが短いため、⑪や⑬が後方へ下がると位置を挽回するまでに時間がかかります。
向正面では一度ペースが緩み、残り800m付近から⑨が⑧へ並びかける流れを想定します。③と⑤が遅れず追走し、②メイプルリッジ、⑦リアレスト、⑪レッドプロフェシーが長い直線へ向けて進出します。⑨は逃げなくても昨年のブラジルCで中団から2着、今年のスレイプニルSで先行して2着。展開への対応幅が軸評価につながります。
⑧が早めに止まり平均以上の流れになれば、②や⑪の末脚が生きます。反対に⑨が楽に好位を取れば、先行勢中心の決着になりやすく、③と⑤が残る形です。⑥ハピは前走シリウスSで上がり最速、0.1秒差の4着ですが、2100m未経験で後方脚質。能力は認めても、今回の流れでは直線までに前との差を詰められるかが課題です。
枠順・騎手・オッズ一覧
2026年10月18日 東京11R|ブラジルカップ OP(L)|ダート2100m|13頭|15:20発走
| 印 | 枠 | 馬番 | 馬名・父 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | 人気 | 単勝 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| - | 1 | 1 | ダブルジョーク父 Practical Joke | 牡6 | 替木幡巧也 | 55 | 11 | 28.3 |
| ▲ | 2 | 2 | メイプルリッジ父 キングカメハメハ | セ7 | 替鮫島克駿 | 57 | 6 | 14.3 |
| ○ | 3 B | 3 | ルシュヴァルドール父 リアルスティール | 牡5 | 替津村明秀 | 57.5 | 4 | 9.3 |
| - | 4 | 4 | ロードプレジール父 キングカメハメハ | 牡8 | 替石川裕紀人 | 56 | 10 | 22.6 |
| △ | 4 | 5 | ピカピカサンダー父 アジアエクスプレス | 牡4 | 替石橋脩 | 55 | 7 | 14.5 |
| - | 5 | 6 | ハピ父 キズナ | 牡7 | 替川田将雅 | 57.5 | 2 | 4.1 |
| △ | 5 B | 7 | リアレスト父 リアルスティール | 牡5 | 替田辺裕信 | 57 | 5 | 11.7 |
| - | 6 | 8 | ピュアキアン父 ホッコータルマエ | 牡5 | 吉田豊 | 56 | 13 | 62.3 |
| ◎ | 6 | 9 | クールミラボー父 ドレフォン | 牡6 | 替横山武史 | 58 | 3 | 6.4 |
| - | 7 | 10 | ハグ父 Justify | 牡4 | 替内田博幸 | 56 | 12 | 38.7 |
| △ | 7 | 11 | レッドプロフェシー父 ルーラーシップ | 牡6 | 替原優介 | 55 | 1 | 3.4 |
| - | 8 B | 12 | リチュアル父 キングカメハメハ | セ7 | 長岡禎仁 | 55 | 9 | 21.5 |
| - | 8 B | 13 | カズタンジャー父 ドレフォン | 牡5 | 替菅原明良 | 58 | 8 | 14.8 |
東京ダート2100m実績の比較
同コースで最も安定しているのは②です。東京2100mを6回走り、3勝、2着2回、3着1回。2024年のブラジルC2着、スレイプニルS1着、是政S1着があり、一度も馬券圏外がありません。約13か月ぶりでも、ウッド4F50秒9、終い11秒4と調教はA評価。休養明けを理由に消すより、適性馬として上位に残すべきです。
⑨は東京2100mでスレイプニルS1着と2着、昨年のブラジルC2着。2026年は名鉄杯を58kgで0.6秒差勝ちし、前走白山大賞典も逃げて2着です。②ほど全戦安定ではありませんが、現在の実戦感覚と先行力は上。58kgを背負っても結果を出しており、今年の軸には⑨を選びました。
⑤は東京2100mで2勝。ブリリアントSも2番手から0.2秒差4着で、55kgへの2kg減は大きな材料です。⑦は6月のスレイプニルSを5番手から上がり最速で勝利。⑪は金蹄S1着、ブリリアントS2着があり、55kgで末脚を生かせます。6頭は機械順位だけでなく、実際にこのコースで好走した内容を中心に組みました。
注目の6頭
3番人気・6.4倍/牡6/横山武史騎手/58kg/父 ドレフォン/逃げ
昨年のブラジルCは中団から上がり2位で0.1秒差の2着。今年のスレイプニルSは先行して2着と、位置を問わず東京2100mで結果を出しています。名鉄杯は58kgで0.6秒差勝ち、白山大賞典も逃げて2着。58kgは課題でも、近走内容とコース適性を両立する馬です。
⑧とのハナ争いはありますが、逃げに固執する必要はありません。横山武史騎手の入力データは複勝率37.2%、父ドレフォンも複勝率36.4%。好位で⑧を見ながら進み、向正面で息を入れられれば、長い直線でも粘り切れると判断しました。
4番人気・9.3倍/牡5/津村明秀騎手/57.5kg/父 リアルスティール/先行
前走シリウスSは13番人気ながら3番手から2着。プロキオンS3着、ベテルギウスS1着もあり、オープン上位の能力は十分です。先行できるため最初のコーナーまでが短い東京2100mにも対応しやすく、内寄り3番枠から位置を取りやすい点も強みです。
一方、2100mは初経験。1800~2000mで先行してきた馬が、向正面の上りと501.6mの直線で脚を残せるかは未知です。機械首位でもコース実績のある⑨を上へ置き、○としました。
6番人気・14.3倍/セ7/鮫島克駿騎手/57kg/父 キングカメハメハ/中団
東京2100mは6戦して3勝、2着2回、3着1回。ブラジルC2着、スレイプニルS1着と、この条件への適性はメンバー最上位です。中団から長く脚を使い、6戦中4戦で上がり3位以内。展開が速くなっても遅くなっても、直線で確実に差を詰めてきました。
最大の課題は約13か月ぶり。ただし10月14日の美浦ウッドで4F50秒9、11秒7-11秒4と加速し、仕上がりはA評価です。休養明けの実戦勘を考えて◎○にはしませんが、調教確認後は上位3頭から外せないと判断しました。
7番人気・14.5倍/牡4/石橋脩騎手/55kg/父 アジアエクスプレス/先行
東京2100mは4戦2勝。伊勢佐木特別を3番手から勝ち、ブリリアントSでも2番手から0.2秒差4着でした。前走BSN賞3着から斤量が57kgから55kgへ軽くなり、先行有利のコースで負担減を生かせます。父アジアエクスプレスの入力データは複勝率40.0%です。
6月のスレイプニルS12着など、同条件でも崩れる幅があります。安定度では②⑨に及ばないため△ですが、14.5倍なら相手として妙味があります。
5番人気・11.7倍/牡5/田辺裕信騎手/57kg/父 リアルスティール/中団
6月のスレイプニルSは5番手から4コーナー4番手へ進出し、上がり34秒9の最速で0.4秒差勝ち。東京2100mで求められる早めの押し上げと持続力を示しました。父リアルスティールは入力データで複勝率35.6%です。
前走シリウスSは9着で、入力上の田辺騎手成績も強調できません。コース勝ちを評価して印には残しますが、現在の安定度から購入相手は上位3頭を優先します。
1番人気・3.4倍/牡6/原優介騎手/55kg/父 ルーラーシップ/後方
金蹄Sを上がり最速で0.5秒差勝ちし、ブリリアントSでも後方から上がり最速で0.1秒差2着。東京2100mの長い直線を生かす末脚は確かです。ウッド4F50秒2、終い11秒4で、55kgも上位馬より有利です。
ただし集計上、後方脚質の複勝率は6.8%。1番人気3.4倍で展開待ちという点を考えると、軸としての妙味は高くありません。差しが届く流れに備える相手候補とします。
最終印
◎ 9番クールミラボー ○ 3番ルシュヴァルドール ▲ 2番メイプルリッジ △ 5番ピカピカサンダー △ 7番リアレスト △ 11番レッドプロフェシー
軸は東京2100mの実績と近走の安定を兼ねる⑨。能力評価の③、コースで馬券外がない②を上位に置きました。⑤は先行力と55kg、⑦と⑪は同条件実績を評価します。⑥ハピは前走内容が良くても2100m未経験と後方位置取り、④ロードプレジールは同条件3着があっても勝ち切るには前崩れが必要として6頭から外しました。
出馬表・人気・単勝は2026年10月18日3時53分前後のJRA-VAN出力値。オッズは以後変動します。
本記事は予想情報であり、的中や利益を保証するものではありません。馬券の購入はご自身の判断と責任でお願いします。

コメント