2026年7月25日(土)札幌11R TVh賞(芝1200m・3歳以上3勝クラス・定量・12頭立て)の回顧。事前予想では7番ロジケープを本命に、5番メルトユアハートを対抗、2番シカゴスティングを単穴とした。結果は◎7番が1着、○5番が2着、無印の3番サウスバンクが3着。本命と対抗が上位を占め、中心評価が結果につながった。事前予想記事はこちら。
結果サマリー
1着は1番人気の◎7番ロジケープ、2着は4番人気の○5番メルトユアハート、3着は2番人気の無印3番サウスバンク。◎7番は中団で脚をため、直線で鋭く抜け出して2馬身差の完勝。現級実績を評価した○5番も先行して2着を確保し、本命と対抗の評価が機能した。
レース展開
12番パクスロマーナが先手を取り、3番サウスバンクが直後、○5番メルトユアハートと8番アンジュプロミスが好位で追走。△4番ルーフと△9番クリエープキーがその後ろ、◎7番ロジケープは中団で前を見ながら運んだ。△1番エヴァンスウィートは中団後ろ、▲2番シカゴスティングは後方で脚をためた。
直線では先行勢の中から○5番と3番が抜け出しを図ったが、中団から進出した◎7番の伸びが一枚上だった。◎7番はメンバー最速タイの末脚で前を捉えると、そのまま2馬身差をつけて快勝。○5番が先行力を生かして2着を守り、3番がクビ差の3着。前半から流れたものの先行勢も残り、能力と立ち回りの両方が問われた。
ピックアップ6頭の振り返り
◎ 7番 ロジケープ → 1着
1番人気・2.1倍 / 牡3・55kg / 丹内祐次 / 上がり33.3秒
中団から最速タイの末脚で抜け出し、2馬身差の完勝。上昇力と55kgを評価した本命判断が結果につながった。
前の争いへ無理に加わらず、中団で折り合って直線勝負に備えた。追い出されると鋭く伸び、先行勢をまとめて捉えてから後続を突き放した。昇級初戦でも3連勝を決めており、近走の充実ぶり、斤量、調教内容を重視して本命に据えた判断は正しかった。
○ 5番 メルトユアハート → 2着
4番人気・9.1倍 / 牝5・56kg / 横山和生 / 上がり34.1秒
好位からしぶとく伸びて2着。現級実績と条件適性を評価して対抗へ引き上げた判断が機能した。
好位で流れに乗り、直線では3番との競り合いからわずかに前へ出た。勝ち馬の決め手には及ばなかったが、後続の追撃を封じて2着を確保。機械順位にとらわれず、前走の現級2着と札幌芝1200mへの適性を重視した評価が実を結んだ。
▲ 2番 シカゴスティング → 10着
5番人気・11.0倍 / 牝5・56kg / 浜中俊 / 上がり33.3秒
後方から最速タイの末脚を使ったが10着。位置取りの差を埋め切れず、展開利を見込んだ評価は届かなかった。
後方で脚をため、直線では勝ち馬と並ぶ最速タイの末脚を使った。ただし前との差が大きく、上位争いへ加わるところまでは届かなかった。差し脚そのものは見せたが、前が総崩れになる想定を置きすぎた点は修正が必要である。
△ 1番 エヴァンスウィート → 5着
9番人気・35.9倍 / 牝5・56kg / 鮫島克駿 / 上がり33.6秒
中団後ろから伸びて5着。9番人気ながら掲示板を確保し、コース適性を評価した印には一定の価値があった。
最内枠から無理に位置を取りに行かず、直線へ向いてから脚を伸ばした。上位3頭へ迫るほどではなかったが、9番人気で5着まで押し上げた内容は悪くない。札幌芝1200mの実績と騎手相性を評価して連下に残した判断は機能した。
△ 4番 ルーフ → 4着
6番人気・14.2倍 / 牝6・56kg / 佐々木大輔 / 上がり34.0秒
中団前で流れに乗り、3着とハナ差の4着。近走の安定感を評価した印は上位争いにつながった。
いつもより前に位置を取り、先行勢を見ながら無理なく追走した。直線でもしぶとく伸び、3番との接戦に持ち込んだが、わずかに届かず4着。差し一辺倒ではなく流れに応じて立ち回り、北海道の芝1200mでの安定感を改めて示した。
△ 9番 クリエープキー → 8着
10番人気・38.1倍 / 牝3・53kg / 古川吉洋 / 上がり34.2秒
中団前で運んだが、直線で上位へ迫れず8着。53kgと機械上位を評価したものの、結果には結びつかなかった。
先頭争いには加わらず、中団前で脚を温存する形を取った。しかし直線での伸びは目立たず、勝ち馬との差を詰められないまま入線。軽斤量と調教内容には魅力があったが、現級で上位へ届くためにはもう一段の力が必要だった。
取りこぼした1頭
3番サウスバンクは無印で3着。先行争いを警戒して評価を下げたが、逃げ馬の直後で自分のリズムを守り、直線でも最後まで粘った。前走の敗戦を重く見すぎた一方、今回の内寄りの枠から無理なく好位を取れる利点を拾い切れなかった。
まとめ ― ◎と○が機能し、本線決着
◎7番ロジケープは中団から鮮やかに抜け出して1着、○5番メルトユアハートは好位から2着。昇級初戦でも通用する上昇力を見抜き、現級実績のある相手を対抗へ引き上げた判断がそろって結果につながった。△4番も4着、△1番も5着に入り、6頭中4頭が掲示板を確保した。
一方で、前が速くなる想定から差し馬を重く見た▲2番は、最速タイの末脚を使いながら10着。先行馬が多いだけで前崩れと決めつけず、中団で運べる本命馬と、好位で脚を残せる馬を分けて考える必要がある。無印3番の3着は取りこぼしたものの、軸と対抗を正しく選べた点は大きな収穫だった。
次走注目
7番ロジケープ――昇級初戦で2馬身差の完勝。先行一辺倒ではなく中団から最速タイの末脚を使えた内容は強く、次走も上位候補。
5番メルトユアハート――現級で連続2着。芝1200mでの先行力は安定しており、同条件なら引き続き警戒したい。
4番ルーフ――いつもより前で運んで3着とハナ差の4着。位置取りに幅が出た点は収穫で、展開次第で勝ち上がりが見える。
※ 本記事はオッズ・人気・JRA公式確定結果(2026年7月25日取得)をもとにしたレース回顧です。
※ 本記事は筆者個人の見解であり、馬券購入を推奨するものではありません。最終的な投票は自己責任でお願いいたします。

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