2026年9月20日、雨・不良馬場の中山競馬場ダート1200mで行われた汐留特別を振り返る。事前予想では有力馬6頭を取り上げ、8番タカスタカスタカスを本命、9番ジャックナダルを対抗とした。結果は無印10番モリノセピアが1着、◎8番タカスタカスタカスが2着、△15番ブルーマッキンジーが3着。本命は馬券圏内を確保したが、勝ち馬を評価から漏らした。
結果総括 ― 無印モリノセピアが好位から差し切り、◎は2着
9番人気の10番モリノセピアが先行2頭を見る位置から伸び、1分9秒6で勝利した。1番人気の◎8番タカスタカスタカスは先手を取って2着、2番人気の△15番ブルーマッキンジーは外から前へ出て3着。先行激化の見立ては合っていたが、その流れを一列後ろで受けられるモリノセピアを拾えなかった。
レース展開
◎8番タカスタカスタカスが内の先行馬を抑えて先手を取り、△15番ブルーマッキンジーが外から並ぶように追走。1番マクミランテソーロがその後ろにつけ、○9番ジャックナダルと10番モリノセピアが好位で流れを受けた。前半から速い流れになったが、タカスタカスタカスとブルーマッキンジーは直線でも粘った。その2頭を見ながら運んだモリノセピアが残り区間で伸び、先行勢を差し切った。後方からは△12番ホウオウプレミアがメンバー最速の末脚で追い上げたが4着までだった。
ピックアップ6頭の振り返り
◎ 8番 タカスタカスタカス → 2着
1番人気・1.7倍 / 牡3・56kg / 戸崎圭太 / 父Mor Spirit / 先行
先手を取って2着。速い流れでも粘り、軸候補として機能した。
スタートから行き脚を見せ、外のブルーマッキンジーを内に置かず主導権を握った。厳しい流れを正面から受けながら直線でも粘り、勝ち馬には交わされたものの2着を確保。勝ち切りだけでなく、2・3着に残る確率も重視した評価は結果につながった。
○ 9番 ジャックナダル → 5着
4番人気・9.9倍 / 牡3・56kg / 武豊 / 父ナダル / 先行
好位から5着。流れには乗れたが、直線で上位3頭に届かなかった。
勝ち馬と同じ好位で流れに乗り、直線へ向いた時点では上位を狙える位置にいた。しかし、追い出してから勝ち馬ほどの伸びを見せられず5着。本線相手として先行力を評価した方向は悪くなかったが、昇級初戦で速い流れを最後まで踏ん張る力を高く見過ぎた。
▲ 11番 フィールマイプラン → 9着
8番人気・39.8倍 / 牡3・56kg / 横山武史 / 父サトノクラウン / 先行
中団から9着。昇級初戦で流れに対応し切れず、妙味は結果につながらなかった。
先行集団の後ろから運んだが、直線で上位へ迫る脚を使えず9着。連勝中の勢いと人気差を重視したものの、2勝クラスの速い流れへ一気に対応するまでの根拠は足りなかった。穴相手として狙った判断は結果に結び付かなかった。
△ 15番 ブルーマッキンジー → 3着
2番人気・5.6倍 / 牡3・56kg / 西村淳也 / 父McKinzie / 逃げ
外から前へ出て3着。速い流れでも粘り、押さえ相手として機能した。
外枠から積極的に前へ出て、タカスタカスタカスの直後で運んだ。最後は勝ち馬に交わされたが、厳しい流れの中でも3着を確保。砂を被らず先行できる外枠を評価した判断は合っており、相手候補として結果につながった。
△ 12番 ホウオウプレミア → 4着
6番人気・21.2倍 / 牡7・58kg / 岩田康誠 / 父ロードカナロア / 中団
後方から追い上げて4着。メンバー最速の末脚で差し候補の評価を示した。
序盤は無理に位置を取りに行かず、後方で脚をためた。直線ではメンバー最速の末脚を使い、上位3頭へ迫って4着。先行激化時の差し候補として印を残した判断は合っていたが、評価の順位を上げ切れなかった。
△ 6番 タイセイルヴァン → 12着
7番人気・33.2倍 / 牡4・58kg / 黛弘人 / 父ルヴァンスレーヴ / 中団
後方から12着。終いは伸びたが、位置取りの差を埋められなかった。
後方で脚をため、直線では上位の末脚を使ったが12着まで。先行激化を見込んで差し候補に残したものの、前との差が大きく、馬券圏内へ届く形にはならなかった。差し脚だけでなく、序盤にどの位置を取れるかまで比較する必要があった。
評価から漏れた馬の結果
10番モリノセピアが1着。先行2頭の直後で速い流れを受け、直線で前を差し切った。前走7着を重く見て評価対象から外したが、先行争いへ加わり切らず好位で運べる形と、不良馬場でのスピードを比較できなかった。前々走までに見せていた先行力を、今回の展開へ結び付けられなかったことが最大の見落としだった。
まとめ ― 先行激化は読めても、その直後の勝ち馬を拾えず
無印10番モリノセピアが1着、◎8番タカスタカスタカスが2着、△15番ブルーマッキンジーが3着。本命は速い流れでも粘って軸の役割を果たし、外枠先行のブルーマッキンジーも評価できていた。一方、勝ち馬を6頭から漏らし、上位3頭を印で囲むことはできなかった。
事前に想定した通り、先行争いは激しくなった。しかし、前へ行く馬がすべて苦しくなるのではなく、先行2頭を一列後ろで見られたモリノセピアが最も運びやすい形になった。今後は先行馬の頭数だけで展開を決めず、競り合いへ参加する馬と、その直後で流れを受けられる馬を分けて評価したい。
次走注目
10番モリノセピア――速い流れを好位で受け、先行2頭を差し切った。不良馬場の速い時計にも対応しており、前を見る形なら次走も注目したい。
8番タカスタカスタカス――厳しい流れで先手を取りながら2着に粘った。勝ち切れなかったものの、中山ダート1200mでの安定した先行力を改めて示した。
12番ホウオウプレミア――後方からメンバー最速の末脚で4着まで追い上げた。差しがさらに届く流れや、位置を一つ前で取れる条件なら上位進出が期待できる。
※ 本記事はオッズ・人気・JRA確定結果(2026年9月20日取得)をもとにしたレース回顧です。
※ 本記事は筆者個人の見解であり、馬券購入を推奨するものではありません。最終的な投票は自己責任でお願いいたします。

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