2026年9月6日(日)、4回阪神競馬2日目の阪神11R、第40回産経賞セントウルSは3歳以上によるG2・別定戦。芝1200m・内回りAコース、16頭立て、15:30発走である。出馬表更新時点では3番フリッカージャブが3.4倍の1番人気、8番ファストネットワークが4.0倍、9番ピューロマジックが5.6倍と続く。前走G1組の底力、開幕週の先行力、評価の難しい海外馬を整理し、有力馬6頭を検討する。
レース自信度:★★★☆☆(標準型)
機械上位は僅差だが、前走レース別成績と近走内容を重ねると評価の入れ替えが必要。G1連対馬を軸に据え、先行勢と穴候補を組み合わせる。
展開想定
9番ピューロマジックが先手候補。3番フリッカージャブ、7番メイショウヨゾラ、13番カルプスペルシュなど、前へ付けられる馬も複数いる。9番が単騎で運べるか、3番が内からどこまで主張するかで前半の流れは変わる。逃げ・先行馬の数だけで一律にハイペースとは決めつけず、各馬の出方を重視したい。
開幕週のため基本は前有利を警戒するが、先行勢が脚を使えば中団以降にも差し込む余地が生まれる。12番レッドモンレーヴは後方一辺倒になると届かない危険がある一方、G1で見せた末脚は最上位。1番ママコチャは最内からゲートを決め、好位を確保できるかが焦点となる。
枠順・騎手・オッズ一覧
第40回産経賞セントウルS 阪神11R 芝1200m・内(A) 16頭 15:30発走
| 印 |
枠 |
馬番 |
馬名・父 |
性齢 |
騎手 |
斤量 |
人気 |
単勝 |
| ▲ |
1 |
1 |
ママコチャ 父 クロフネ |
牝7 |
武豊 |
56 |
5 |
10.9 |
|
1 |
2 |
クラスペディア 父 ミスターメロディ |
牡4 |
小崎綾也 |
57 |
13 |
65.8 |
| ○ |
2 |
3 |
フリッカージャブ 父 サートゥルナーリア |
牡4 |
松山弘平 |
57 |
1 |
3.4 |
|
2 |
4 |
ティニア 父 Frankel |
牡6 |
替 田口貫太 |
57 |
15 |
92.0 |
|
3 |
5 |
ダイヤモンドノット 父 ブリックスアンドモルタル |
牡3 |
川田将雅 |
55 |
4 |
7.2 |
|
B3 |
6 |
プロトポロス 父 War Front |
牡6 |
亀田温心 |
57 |
16 |
123.6 |
|
4 |
7 |
メイショウヨゾラ 父 グレーターロンドン |
牝5 |
替 吉村誠之 |
55 |
10 |
38.9 |
| △ |
B4 |
8 |
ファストネットワーク 父 Wrote |
セ6 |
替 レーン |
57 |
2 |
4.0 |
| △ |
5 |
9 |
ピューロマジック 父 アジアエクスプレス |
牝5 |
替 岩田望来 |
55 |
3 |
5.6 |
|
5 |
10 |
ヤブサメ 父 ファインニードル |
牡5 |
替 田山旺佑 |
57 |
12 |
56.9 |
|
6 |
11 |
ヨシノイースター 父 ルーラーシップ |
牡8 |
田辺裕信 |
57 |
6 |
17.1 |
| ◎ |
B6 |
12 |
レッドモンレーヴ 父 ロードカナロア |
牡7 |
酒井学 |
57 |
7 |
17.4 |
|
B7 |
13 |
カルプスペルシュ 父 シュヴァルグラン |
牝4 |
替 西村淳也 |
55 |
11 |
43.1 |
| △ |
7 |
14 |
タマモブラックタイ 父 デクラレーションオブウォー |
牡6 |
替 幸英明 |
57 |
14 |
86.7 |
|
B8 |
15 |
ビッグシーザー 父 ビッグアーサー |
牡6 |
替 M.デム |
57 |
8 |
23.3 |
|
8 |
16 |
タマモイカロス 父 デクラレーションオブウォー |
牡3 |
替 池添謙一 |
55 |
9 |
28.9 |
注目の6頭
◎ 12番 レッドモンレーヴ
7番人気・17.4倍/牡7/酒井学/57kg/父ロードカナロア/後方
総合スコア61.8|高松宮記念2着・前走G1組・斤量1kg減
前走の高松宮記念では後方から上がり2位の脚を使い、勝ち馬に迫る2着。過去10年のセントウルSでは高松宮記念組が1勝2着1回で、3頭中2頭が連対している。今回は58kgから57kgへ1kg減となり、前が流れれば末脚を生かせる。後方脚質だけに開幕週で位置を下げすぎる危険はあるが、G1で示した能力とローテーションを最上位に評価した。
○ 3番 フリッカージャブ
1番人気・3.4倍/牡4/松山弘平/57kg/父サートゥルナーリア/先行
総合スコア75.2|北九州記念1着・鞍馬Sレコード勝ち・松山騎手
北九州記念と鞍馬Sを連勝中。鞍馬Sでは芝1200mを1分06秒4で走り、開幕週の高速決着へ対応できる時計を持つ。松山弘平騎手は当該条件で勝率19.0%、複勝率42.9%と安定。父サートゥルナーリアは阪神芝1200mの集計が2走0勝で、血統評価は割引となるが、母数は小さい。内枠から先行力を生かせる対抗とした。
▲ 1番 ママコチャ
5番人気・10.9倍/牝7/武豊/56kg/父クロフネ/中団
総合スコア46.1|セントウルS2年連続2着・状態良好・芝戻り
セントウルSは過去2年連続2着で、舞台適性はメンバー上位。今年の直近2走はダートだったが、陣営は脚元不安を転戦理由としておらず、今回は良い頃と遜色ない状態と説明している。坂路は55.4秒、終い12.5秒。近走の出遅れが課題で、最内枠ではゲートが大きな鍵になるものの、芝1200mへ戻って巻き返す余地は十分とみる。
△ 9番 ピューロマジック
3番人気・5.6倍/牝5/岩田望来/55kg/父アジアエクスプレス/逃げ
総合スコア78.1|函館SS・アイビスSD連勝・先手候補
函館スプリントSとアイビスサマーダッシュを連勝し、現役屈指のスピードを示している。55kgで主導権を握れる点は魅力。一方、過去10年のアイビスSD組は13頭で勝利がなく、今回の条件へ直結するローテーションとは言い切れない。開幕週の馬場を味方に残り込む可能性を認めつつ、前半に脚を使いすぎるリスクから連下とした。
△ 14番 タマモブラックタイ
14番人気・86.7倍/牡6/幸英明/57kg/父デクラレーションオブウォー/中団
総合スコア78.4|機械評価1位・条件適性・終い11.2秒
機械評価は16頭中1位。当該条件で幸英明騎手は勝率23.1%、父デクラレーションオブウォーは勝率・複勝率40.0%で、7枠と調教も加点された。ウッドは4F51.1秒、終い11.2秒と動いている。ただし騎手13走、種牡馬5走と母数は小さく、前走CBC賞16着を含む近走内容は強調しづらい。能力断然ではなく、流れが向いた時の大穴候補として押さえる。
△ 8番 ファストネットワーク
2番人気・4.0倍/セ6/レーン/57kg/父Wrote/脚質不明
総合スコア59.0|香港G1実績・右回り1200m3勝・国内適性未知
香港の芝1200mG1でカーインライジング相手に3着歴があり、右回りの芝1200mでも3勝。能力を否定できない一方、日本の開幕週、阪神芝1200m、輸送後の状態、位置取りを国内データから評価できない。機械評価も脚質・騎手・種牡馬・調教の情報が欠けている。未知の部分が多いため、6頭中では最後の押さえとする。
最終印
◎12番レッドモンレーヴ ○3番フリッカージャブ ▲1番ママコチャ △9番ピューロマジック △14番タマモブラックタイ △8番ファストネットワーク
軸は前走G1で2着に入った12番。対抗は近2走を連勝している3番、舞台実績を持つ1番を単穴とした。9番は連勝中のスピード、14番は機械評価と条件加点を相手候補として評価する。8番は海外実績を認めるが、国内条件への適応を判断できないため6頭中の最後とした。
※ 出馬表・人気・単勝は2026年9月6日7時台のJRA-VAN出力値。オッズは変動する。
※ 競馬には不確実性があります。最終的な馬券購入は自己責任でお願いします。
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