2026年8月2日(日)、第1回札幌競馬4日目の札幌11R、第74回北海道新聞杯クイーンSは、3歳以上牝馬のG3別定戦、芝1800m。14頭立てで、9番エリカエクスプレスが3.0倍、7番ココナッツブラウンが3.3倍、11番コガネノソラが8.5倍で続く。札幌の小回り適性、洋芝実績、別定重量を見極めたい一戦である。本記事では近走内容と展開を踏まえ、注目したい6頭を整理する。
レース自信度:★★★☆☆(標準型)
中心は11番コガネノソラ。芝1800mで5戦4勝、札幌と福島の小回り重賞を勝った実績を重視する。安定感のある7番と単騎逃げが見込める9番が強敵である。
展開想定
9番エリカエクスプレスがハナへ。3番カテリーナ、8番エラトー、13番ルージュソリテール、14番ヴーレヴーが好位を意識する。序盤から極端に速くはならず、平均ペースを想定する。
小回りだけに向正面から仕掛けが早くなりやすい。11番は後方一辺倒ではなく、丹内祐次騎手が早めに進出する形が理想。7番は中団から長く脚を使え、9番が楽に運べば前残りへの警戒が必要となる。
注目の6頭
◎ 11番 コガネノソラ
3番人気・8.5倍 / 牝5 / 鞍上:丹内祐次 / 斤量56kg / 主脚質:後方
総合スコア2位(69.2) / 芝1800mは5戦4勝 / 重賞勝ち実績 / 調教・枠評価S
芝1800mでは福島牝馬S、クイーンS、スイートピーS、1勝クラスを勝って5戦4勝。特に札幌のクイーンSと福島牝馬Sの勝利が、小回り適性の高さを示している。前走は56.5kgを背負って府中牝馬S5着。後方からの競馬で仕掛けが遅れる危険はあるが、舞台適性と丹内騎手の組み合わせを信頼する。
○ 7番 ココナッツブラウン
2番人気・3.3倍 / 牝6 / 鞍上:北村友一 / 斤量55kg / 主脚質:中団
総合スコア1位(72.1) / 昨年の当レース2着 / 札幌記念2着 / 戦歴・騎手・種牡馬評価S
昨年のクイーンSは勝ち馬とタイム差なしの2着。続く札幌記念でも牡馬相手に0.2秒差2着と好走し、洋芝適性は非常に高い。前走ヴィクトリアマイルは5着ながら上がり2位。勝ち切りへの評価差で対抗としたが、能力と安定感はメンバー上位である。
▲ 9番 エリカエクスプレス
1番人気・3.0倍 / 牝4 / 鞍上:武豊 / 斤量55kg / 主脚質:逃げ
総合スコア3位(63.9) / ヴィクトリアマイル4着 / 単騎逃げ候補 / 展開・調教評価S
前走ヴィクトリアマイルは果敢にハナを奪い、0.5秒差4着に粘った。中山牝馬Sも0.2秒差4着で、1800mへの対応も済んでいる。今回は単騎逃げの可能性が高く、開催序盤の芝でマイペースに持ち込めば粘り込む。人気を背負う点と目標にされる点は課題である。
△ 3番 カテリーナ
9番人気・18.9倍 / 牝5 / 鞍上:浜中俊 / 斤量55kg / 主脚質:先行
総合スコア6位(56.3) / 洋芝1800mを2連勝 / 戦歴・展開評価S / 昇級初戦
函館芝1800mの松前特別を0.6秒差で勝ち、続く五稜郭Sも勝って連勝中。初の重賞挑戦で相手強化となるが、洋芝の1800mで実際に結果を残している強みがある。内寄りから好位で運べれば、クラスの壁を越えても不思議ではない。
△ 2番 ケリフレッドアスク
5番人気・13.5倍 / 牝4 / 鞍上:横山武史 / 斤量57kg / 主脚質:後方
総合スコア6位タイ(56.3) / 函館記念2着 / 福島牝馬S4着 / 種牡馬評価S
前走の函館記念は後方から上がり2位の脚を使い0.1秒差2着。福島牝馬Sも0.3秒差4着で、小回り芝重賞の適性は高い。最高斤量57kgと位置取りの難しさが課題だが、前走の末脚を再現できれば上位争いに加わる。
△ 10番 フェスティバルヒル
4番人気・11.9倍 / 牝3 / 鞍上:西村淳也 / 斤量52kg / 主脚質:後方
総合スコア5位(58.9) / ファンタジーS勝ち / 3歳牝馬で52kg / 戦歴評価S
2歳時にファンタジーSを勝った重賞馬。桜花賞17着からの巻き返しが課題で、1800mも初めてとなるが、古馬の基本55kgに対し52kgで走れる別定重量は大きな魅力である。人気が上位3頭に集まる組み合わせなら、軽量を生かした一発への妙味がある。
最終印
◎11 コガネノソラ ○7 ココナッツブラウン ▲9 エリカエクスプレス △3 カテリーナ △2 ケリフレッドアスク △10 フェスティバルヒル
※ 本記事のオッズ・人気は2026年8月2日5時22分時点のJRA-VAN値より。
※ 本記事は筆者の分析による見解です。最終的な判断は自己責任でお願いします。

コメント