【10/10京都11R】御陵S レース回顧

JRA土曜予想

2026年10月10日、晴・良馬場の京都ダート1800mで行われた御陵Sを振り返る。事前予想では有力馬6頭を取り上げ、12番ゲキザルを本命、6番オリーブグリーンを対抗とした。結果は△11番サイモンシュバリエが逃げ切って1着、印を付けなかった10番ベルダイナフェローが2着、同じく印を付けなかった4番ショウサンジョージが3着。勝ち馬は押さえたものの、◎12番ゲキザルは6着に敗れ、展開想定と軸選定に課題が残った。

結果総括 ― △サイモンシュバリエが逃げ切り、◎ゲキザルは6着

5番人気の△11番サイモンシュバリエが主導権を握り、直線でも脚色を保って押し切った。12番人気の10番ベルダイナフェローが軽い斤量を生かしてアタマ差の2着、7番人気の4番ショウサンジョージが好位から3着。先行馬の競り合いを見込んだが流れは落ち着き、前で運んだ馬が上位を占めた。

レース展開

サイモンシュバリエがすんなり先手を取り、オリーブグリーンとベルダイナフェローが直後につけた。ドラゴン、ショウサンジョージ、サンライズケヴィンも前を見る形となり、ゲキザルは中団より後ろで脚をためた。先行争いは激しくならず、逃げ馬が余力を残したまま直線へ。サイモンシュバリエが最後まで粘り、内で追ったベルダイナフェローとの接戦を制した。ショウサンジョージも好位から伸びた一方、中団より後ろの馬には前を捕らえにくい流れだった。

ピックアップ6頭の振り返り

◎ 12番 ゲキザル → 6着

6番人気・13.1倍 / 牡7・55kg / 小林脩斗 / 父ザファクター / 中団

中団後ろから追って6着。前が止まらず、馬券内へ届く脚を使えなかった。

中団より後ろで先行勢を見る形となり、直線では外から追われたが、前との差を縮め切れなかった。先行馬が競り合った際の安定軸として本命にしたものの、その前提となる流れが生まれず、位置取りの差がそのまま結果へ表れた。展開待ちの軸を選ぶなら、流れが緩んだ場合にも自力で動けるかを確認する必要があった。

○ 6番 オリーブグリーン → 10着

8番人気・21.4倍 / 牡4・55kg / 坂井瑠星 / 父ヘニーヒューズ / 中団

先行して10着。直線で余力を失い、上位争いに残れなかった。

逃げ馬の直後につけて積極的に運んだが、直線では早めに手応えが薄くなり、後続に交わされた。前が競り合えば差しへ回れると見込んだ対抗評価だったが、実際は前の位置を取り、期待した展開利を得られなかった。脚質の決めつけではなく、当日の位置取りも含めた複数の展開を想定したい。

▲ 1番 ダンツシタン → 4着

2番人気・3.8倍 / 牡3・55kg / 松山弘平 / 父パイロ / 先行

中団から伸びて4着。最後まで差を詰めたが、前残りの上位3頭に届かなかった。

内で脚をため、直線では馬群の間から伸びた。上位馬より後ろの位置から追い上げ、掲示板を確保した内容は悪くないが、馬券内には一歩届かなかった。内枠と55kgを評価した方向は大きく外れていないものの、前残りになった際にどの位置を取れるかをより重く見る必要があった。

△ 5番 リベッチオ → 7着

3番人気・5.8倍 / 牡3・55kg / 川田将雅 / 父ルヴァンスレーヴ / 先行

後方から追い上げて7着。上がりは使ったが、位置取りの差を埋め切れなかった。

序盤は後方に置かれ、直線では外から差を詰めた。最後まで伸びてはいるものの、前で余力を残した馬には届かなかった。昇級初戦でも勢いと調教を評価したが、クラスが上がった一戦で行き脚をつけられなかった場合の不利を十分に織り込めていなかった。

△ 11番 サイモンシュバリエ → 1着

5番人気・10.8倍 / 牡4・56kg / 吉村誠之助 / 父シニスターミニスター / 先行

すんなり先手を取り、そのまま押し切り。舞台適性と先行力を結果につなげた。

スタートから主導権を握り、道中も後続に迫られすぎず自分のリズムで運んだ。直線ではベルダイナフェローに詰め寄られたが、最後まで先頭を譲らなかった。京都実績を評価して最終印には残せた一方、昇級初戦の前走結果を重く見て買い目から外した。展開を自ら作れる強みを、軸や相手の比較でもっと高く評価すべきだった。

△ 13番 サンライズケヴィン → 13着

1番人気・2.9倍 / 牡3・55kg / 松若風馬 / 父シニスターミニスター / 先行

好位から運んだが13着。直線で失速し、昇級初戦の壁に当たった。

外枠から前の集団に取りつき、勝負どころまでは上位馬を射程に入れていた。しかし、直線で追われてから余力を失い、最後は大きく後退した。前走内容は強かったが、昇級初戦と外枠の不確定要素を押さえ評価にとどめた判断は妥当だった。

あえて切った馬の結果

10番ベルダイナフェローは2着。逃げ馬の直後で運び、52kgを生かしてアタマ差まで迫った。近走結果だけで評価を下げ、軽斤量と前へ行ける可能性を十分に比較できなかった。

4番ショウサンジョージは3着。好位で脚をため、直線でもしぶとく伸びた。機械評価では上位候補に入っていたが、近走結果を重く見て最終6頭から外した。前残りの展開と55kgを組み合わせて考える必要があった。

まとめ

△11番サイモンシュバリエは勝ったが、◎12番ゲキザルは6着、○6番オリーブグリーンは10着。2着の10番ベルダイナフェローと3着の4番ショウサンジョージをピックアップから漏らし、軸と相手の両方が機能しなかった。

先行馬が多いことをそのまま先行激化へ結びつけたが、実際はサイモンシュバリエが無理なく先手を取って流れを支配した。次回のダート中距離ハンデ戦では、先行馬の頭数だけでなく、逃げを強く主張する馬がいるかを確認する。軽斤量馬は近走着順だけで切らず、前の位置を取れるかを別に評価する。また、差し馬を軸にする場合は、遅い流れでも自ら動いて馬券内へ届く経路があるかを買い目確定前に点検したい。

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次走注目

11番サイモンシュバリエ――自ら主導権を握り、最後まで押し切った。先手を取りやすい組み合わせなら引き続き注目したい。

10番ベルダイナフェロー――52kgを生かして前で運び、勝ち馬とアタマ差。軽斤量で先行できる条件なら再度警戒したい。

1番ダンツシタン――中団から伸びて4着。前との差を詰めにくい流れでも崩れず、展開が向けば上位進出の余地がある。


※ 本記事はオッズ・人気・JRA確定結果(2026年10月10日確認)をもとにしたレース回顧です。

※ 本記事は筆者個人の見解であり、馬券購入を推奨するものではありません。最終的な投票は自己責任でお願いいたします。

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