2026年9月5日、中山競馬場の芝1600mで行われた第71回京成杯オータムハンデキャップを振り返る。事前予想では有力馬6頭を取り上げ、12番ディールメーカーを本命、10番ヴァルキリーバースを対抗とした。結果は10番人気の8番ピコローズが1着、7番エコロブルームが2着、3番ドロップオブライトが3着。上位3頭はいずれも最終印から漏れていた。
結果総括 ― 10番人気ピコローズが差し切り、最終印は上位争いに届かず
中団で運んだ8番ピコローズが直線で鋭く伸び、混戦を制した。7番エコロブルームが2着、3番ドロップオブライトが3着。本命の12番ディールメーカーは8着、馬券の軸とした10番ヴァルキリーバースは16着に敗れ、予想は上位3頭を捉えられなかった。
レース展開
13番メタルスピードが先手を取り、11番クランフォードや12番ディールメーカーが前につけた。流れを見ながら中団で運んだ8番ピコローズは、直線で馬群の間から鋭く伸びて先頭へ。7番エコロブルームと3番ドロップオブライトも好位から追ったが、ピコローズが半馬身差で押し切った。後方から最速の末脚を使った4番フォルテアンジェロが6着にとどまるなど、位置取りと進路取りが明暗を分けた一戦だった。
ピックアップ6頭の振り返り
◎ 12番 ディールメーカー → 8着
7番人気 / 牡3・54kg / 横山武史 / 父イスラボニータ
先行したが8着。直線で踏ん張り切れなかった。
前の集団につけて流れに乗ったが、直線へ向いてから上位勢と同じ脚を使えず8着。軽い斤量と先行力を評価した本命判断は結果につながらず、軸として機能しなかった。
○ 10番 ヴァルキリーバース → 16着
3番人気 / 牝4・55.5kg / C.ルメール / 父エピファネイア
後方から伸びを欠いて16着。巻き返しを期待した判断は外れた。
道中は後方で脚をためたものの、直線で反応できず最下位に敗れた。中山マイルでの実績と鞍上を重視して馬券の軸に据えたが、前走の大敗から立て直せるという見立ては甘かった。
▲ 9番 レザベーション → 11着
2番人気 / 牡3・55kg / 原優介 / 父ダノンプレミアム
中団から運んだが11着。直線で伸びを欠いた。
中団で勝ち馬に近い位置を進んだが、直線では追い比べに加われず11着。中山マイルへの適性を評価したものの、今回はその強みを発揮できなかった。
△ 5番 サイルーン → 5着
11番人気 / セ7・57kg / 大野拓弥 / 父ディープインパクト
後方から差を詰めて5着。印の中では最先着した。
後方寄りで脚をため、直線では馬群をさばきながら伸びた。上位争いには届かなかったが、11番人気で5着まで追い上げた内容は悪くない。中山マイル適性を評価した判断には一定の妥当性があった。
△ 6番 ファンダム → 4着
4番人気 / 牡4・57kg / 戸崎圭太 / 父サートゥルナーリア
後方から鋭く追い上げて4着。馬券圏内へあと一歩だった。
後方で脚を温存し、直線では勝ち馬に次ぐ末脚で追い込んだ。3着馬とはわずかな差で4着。印を付けた6頭の中では最も上位に入り、決め手を評価できていたが、位置取りの差を埋め切れなかった。
△ 11番 クランフォード → 7着
9番人気 / 牝5・55kg / 菊沢一樹 / 父ブリックスアンドモルタル
前で運んだが7着。直線で粘りを欠いた。
序盤から前の位置を取り、逃げ馬を追う形で進めた。しかし直線では後続の差し脚に屈して7着。先行力は見せたものの、最後まで上位争いに残ることはできなかった。
あえて切った馬の結果
8番ピコローズは1着。中団から鋭く伸びて10番人気で重賞を制した。53kgの軽斤量と、好位から速い脚を使える点を十分に拾えなかった。
7番エコロブルームは2着。好位からしぶとく伸び、勝ち馬に半馬身差まで迫った。
3番ドロップオブライトは3着。前の集団で立ち回り、直線でも粘り強く脚を使った。上位3頭をすべて最終印から外した点は明確な反省材料となる。
まとめ ― 本命8着、上位3頭は印外
10番人気の8番ピコローズが差し切り、7番エコロブルーム、3番ドロップオブライトが続いた。◎12番ディールメーカーは8着、○10番ヴァルキリーバースは16着。軸選定は機能せず、最終印は上位3頭を捉えられなかった。
混戦と見ながら、過去の中山実績や人気上位馬へ評価が寄り、軽斤量で中団から速い脚を使えるピコローズを拾えなかった。ファンダムは後方から鋭く伸びて4着、サイルーンも5着まで来ており、印の一部には見どころがあったが、馬券の中心に据えた2頭の凡走を補える内容ではなかった。
次走注目
8番ピコローズ――中団から鋭く伸び、53kgを生かして混戦を差し切った。相手強化でも通用する決め手を示している。
6番ファンダム――後方から勝ち馬に次ぐ末脚で4着。展開や位置取りがかみ合えば、次走も上位争いが期待できる。
7番エコロブルーム――好位からしぶとく伸びて2着。58kgを背負っての内容には価値がある。
※ 本記事はオッズ・人気・JRA-VAN確定結果(2026年9月5日取得)をもとにしたレース回顧です。
※ 本記事は筆者個人の見解であり、馬券購入を推奨するものではありません。最終的な投票は自己責任でお願いいたします。
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