10月24日 東京11R 第15回アルテミスS(芝1600m・GⅢ)レース回顧
事前予想記事はこちら。確定結果をもとに、展開と印を付けた6頭を振り返る。
結果総括
1着⑨プルヴィナル、2着⑬ローズサルーテ、3着⑤シティオブドリーム。△⑨が早めに前へ進出して押し切り、▲⑤も3着に残った。一方、無印⑬が後方からメンバー最速の末脚で2着へ入り、◎②マリアンデールは中団から伸び切れず6着。軸選定は機能しなかった。
レース展開
⑩ジーティーキャリーが先手を取り、⑤シティオブドリームと⑥リスグロワールが前を追う形。道中はゆったりとした流れになったが、⑨プルヴィナルが外から早めに位置を上げ、直線へ向くところで逃げ馬に並びかけた。⑨はそのまま抜け出し、後方から大きく伸びた⑬ローズサルーテを1馬身4分の1差で退けた。⑤も好位から粘って3着。勝ち時計は1分35秒8。遅い流れを見越して自ら動いた⑨の立ち回りと、最後まで伸び続けた⑬の末脚が光った。
ピックアップ6頭の振り返り
◎ 2番 マリアンデール → 6着
7人気・20.3倍|牝2・横山武史・55kg|父シルバーステート|中団
中団で運び、直線では前を追ったが、上位へ迫る決め手を見せられず6着。マイル経験と末脚の再現性を重視したものの、遅い流れで早めに動いた勝ち馬を捕らえられなかった。勝ち切る根拠も馬券内へ残る根拠も十分に機能せず、軸評価は失敗だった。
○ 4番 ピコベリー → 11着
5人気・15.2倍|牝2・津村明秀・55kg|父モーリス|中団
中団後方から直線へ向いたが、最後は伸びを欠いて11着。初戦で見せた末脚の再現を期待したものの、重賞の流れと稍重馬場のなかで力を発揮できなかった。キャリア1戦の内容を高く評価しすぎた。
▲ 5番 シティオブドリーム → 3着
3人気・6.0倍|牝2・横山典弘・55kg|父コントレイル|先行
好位で流れに乗り、直線でも粘って3着。重賞でも前の位置を取れる経験と、遅い流れへの対応力を評価した判断は機能した。勝ち馬には先に出られたが、馬券内へ残る相手評価は正しかった。
△ 9番 プルヴィナル → 1着
1人気・2.9倍|牝2・C.ルメール・55kg|父モーリス|先行
前半は好位の外で運び、流れが遅いと見ると早めに前へ進出。直線で先頭に立ち、そのまま押し切った。初戦の遅い流れしか経験していない点を警戒したが、今回は自ら動いて展開を克服した。調教内容と瞬発力を認めながら購入対象から外した判断が大きな反省点となる。
△ 6番 リスグロワール → 8着
2人気・3.5倍|牝2・坂井瑠星・55kg|父サートゥルナーリア|先行
前の位置で運んだが、直線で伸びを欠いて8着。遅い流れは向いたものの、勝ち馬に先に動かれてから余力を残せなかった。人気と初戦の末脚に見合う走りはできなかった。
△ 12番 サトノスプレマシー → 7着
11人気・37.8倍|牝2・田辺裕信・55kg|父シルバーステート|先行
中団後方から直線へ向き、じわじわと伸びたが7着まで。外枠でも前へつける想定とは異なる位置になり、遅い流れを生かせなかった。穴候補として印に残したものの、上位へ届く決め手は不足した。
あえて切った馬の結果
⑬ローズサルーテは10番人気で2着。後方で脚をため、直線はメンバー最速の末脚で追い込んだ。初戦の末脚と展開面は高く評価できる材料だったが、騎手実績とキャリアの浅さを重く見て印から外した。遅い流れでも長く脚を使える素質を拾えなかった。
まとめ
△⑨が1着、▲⑤が3着に入り、上位評価の一部は機能した。しかし◎②は6着で、すべての購入判断を支える軸としては役割を果たせなかった。予想段階で「極端なスローなら⑤、⑥、⑨の先行勢が有利」と認識していたのに、その展開で最も自力で動ける⑨より②を中心にしたことが最大の反省点である。
⑬は後方から最速の末脚で2着に入り、キャリア1戦馬の比較にも課題を残した。初戦の勝ち方だけでなく、遅い流れからどこまで加速を持続できたかを重視したい。差し馬を軸にする場合も、前が止まることを待つだけでなく、自ら動いて位置を上げられるかまで確認する必要がある。
本記事はレース結果の検証を目的としたもので、馬券購入を推奨するものではありません。馬券は自己責任でお願いします。
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