【10/25東京11R】神無月S 長い直線で問われる先行力と末脚の持続力
10月25日(日)の東京11Rは神無月S。第4回東京9日目、ダート1400mのオープン・別定戦に16頭が出走し、15時20分に発走します。13時台の単勝は2番メリディアンスター3.6倍、4番ベルジュロネット4.2倍、16番ワイワイレジェンド6.0倍。曇り・稍重の条件を踏まえ、確定印7頭を維持しました。得意条件で連勝してきた上がり馬と、オープンで実績を重ねた馬がぶつかる一戦です。今回は東京への適性、先行力、直線での末脚を中心に6頭を選び、初ダートの11番リラエンブレムを追加注目の☆として取り上げます。
自信度:★★★☆☆(標準型)
機械評価は2番73.2点、4番68.3点、16番66.3点、7番ヨリノレジェンド61.7点。首位と2位は4.9点差で、60点以上は4頭です。2番のコース実績は明確ですが、約4か月半ぶりの昇級初戦という課題があります。経験豊富なオープン馬と同じ条件で比較し、数字の差をそのまま信頼度の差に置き換えない標準型です。
コース解説|位置取りと直線の伸びを両立できるか
東京ダート1400mはダートから発走し、最初のコーナーまで約440m。序盤に緩い上りがあり、3~4コーナーはほぼ平坦、最後は501.6mの長い直線と坂が待っています。発馬後の加速、道中の追走、直線でもう一度脚を使う力が必要です。前へ行く速さだけでも、最後方で脚をためるだけでも勝ち切りにくく、追走と末脚のバランスを考えたい舞台です。
提供されたJRA-VANのコース解説では、基本は逃げ・先行が強く、ペースが上がる上級条件では差し馬も浮上するとされています。その場合も大外を回り続ける形は負担が大きく、中団で距離ロスを抑えて脚を残せることが重要です。枠順は全体としてフラット。内なら必ず有利、外なら必ず不利とはせず、周囲の脚質と位置取りを合わせて判断します。
提供解説の準オープン・オープン特別の水準は、前半3ハロン35秒6、中間1ハロン12秒1、後半3ハロン36秒3で1分24秒0。これは過去の条件別目安であり、今回の決着時計を予告する数値ではありません。今回の評価では同舞台を走った経験と、速い流れでも脚を残した内容を優先しました。解説に挙げられた種牡馬の傾向も、古い世代を含むため現役産駒へ機械的に当てはめず、入力された戦歴と条件別集計を補助材料に使います。
展開想定
機械上の主脚質は先行5頭、中団7頭、後方4頭で、逃げ専業の分類はいません。ただし16番ワイワイレジェンドには東京1400mで逃げた実績があり、14番アドバンスファラオや15番スリーピースにも逃げた戦歴があります。分類に逃げ馬がいないからスロー確定とは考えず、外側の馬が前へ出て4番が好位を確保する、平均からやや速めの流れを本線に見ます。
2番は内で中団の位置を取り、前を追いながら直線へ向きたいところです。進路が開けば距離ロスを抑えられますが、包まれて追い出しが遅れる危険もあります。4番は前の動きを見て好位から中団、16番は外から先行する形。9番も前寄りで運べるため、流れが落ち着けば粘り込みの余地があります。5番と10番は、前が脚を使う流れで直線の伸びを生かしたい組です。
重視するのは、前半が速くなった際に位置を下げすぎず追走できるかと、落ち着いた際に自分から動けるかです。長い直線を理由に追い込み一辺倒へ寄せず、好位からも差せる4番、同舞台で先行と中団の両方から勝った2番を上位に取ります。☆11番はダートの砂を受けたときの反応が未知で、芝の末脚をそのまま再現できるかは別の課題として扱います。
枠順・騎手・オッズ一覧
2026年10月25日 東京11R|神無月S|ダート1400m|16頭|15:20発走|3歳以上・オープン・別定
| 印 | 枠 | 馬番 | 馬名・父 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | 人気 | 単勝 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| - | 1 | 1 | エコロアゼル父 Shancelot | 牡4 | 替石橋脩 | 57 | 5 | 14.0 |
| ◎ | 1 | 2 | メリディアンスター父 モズアスコット | 牡4 | 替鮫島克駿 | 57 | 1 | 3.6 |
| - | 2 | 3 | バトゥーキ父 ラニ | 牡6 | 秋山稔樹 | 57 | 10 | 21.6 |
| ○ | 2 | 4 | ベルジュロネット父 ロードカナロア | 牡4 | 替荻野極 | 58 | 2 | 4.2 |
| △ | 3 | 5 | ノーブルロジャー父 Palace Malice | 牡5 | 替菅原明良 | 59 | 7 | 16.9 |
| - | 3 | 6 | タイセイブレイズ父 ワールドエース | 牡8 | 替松岡正海 | 57 | 15 | 91.6 |
| - | 4B | 7 | ヨリノレジェンド父 ダノンレジェンド | 牡4 | 替M.デム | 57 | 4 | 11.5 |
| - | 4B | 8 | ジャスパーゴールド父 Khozan | セ8 | 替佐々木大 | 58 | 14 | 84.0 |
| △ | 5 | 9 | フェルヴェンテ父 ダノンバラード | 牡6 | 替三浦皇成 | 57 | 9 | 20.3 |
| △ | 5 | 10 | アッチャゴーラ父 マインドユアビスケッツ | 牡6 | 小崎綾也 | 57 | 8 | 17.3 |
| ☆ | 6 | 11 | リラエンブレム父 キズナ | 牡4 | 替高杉吏麒 | 57 | 6 | 14.1 |
| - | 6 | 12 | ニシキギミッチー父 ヘニーヒューズ | 牡6 | 替横山典弘 | 57 | 12 | 25.2 |
| - | 7 | 13 | リュウノフライト父 ホッコータルマエ | 牝3 | 替古川吉洋 | 53 | 11 | 22.3 |
| - | 7 | 14 | アドバンスファラオ父 American Pharoah | セ6 | 替吉田豊 | 58 | 13 | 52.1 |
| - | 8B | 15 | スリーピース父 ミッキーアイル | セ4 | 替木幡巧也 | 57 | 16 | 114.6 |
| ▲ | 8B | 16 | ワイワイレジェンド父 ダノンレジェンド | 牡5 | 替横山武史 | 58 | 3 | 6.0 |
「替」は乗り替わり、枠バッジ内の「B」はブリンカーを示します。印は確定した総合評価、人気とオッズは朝の取得値です。
機械評価から補正したポイント
基本の上位3頭は機械順位を維持しました。一方、機械7位の5番ノーブルロジャーは、前走オープン2着と昨年の神無月Sの内容を重く見て△へ引き上げています。機械の主脚質は後方でも、前走は中団から伸びており、毎回最後方からになる馬とは扱いません。長い直線で末脚を使える実績を、今回の条件に合わせて補いました。
機械4位の7番は近走好調ですが、前走の3勝クラス勝ちから別定のオープンへ進み、斤量も55kgから57kgへ増えます。上位の2番も昇級初戦なので同じ課題を確認したうえで、2番は東京1400mの3戦3勝を優先しました。7番を能力不足と断定する評価ではなく、今回は同舞台実績とオープン好走歴を持つ候補を上に取っています。
注目の6頭
1番人気・3.6倍/牡4/鮫島克駿騎手/57kg/父 モズアスコット/中団
ダート転向後の3戦は、すべて東京1400mで勝利。1勝クラスでは先行して0.9秒差、立川特別では中団から上がり最速、前走の麦秋Sでも中団から上がり2位の脚を使いました。コース経験だけでなく、異なる位置取りで結果を出している点が強みです。前走は良馬場で1分23秒0。今回のコースに対する裏付けを最も明確に持つ一頭と判断します。
勝ち切る根拠は同舞台での3連勝と、近2走とも上がり35秒0の持続力です。2、3着へ残る根拠は、先行・中団の両方で走れて同舞台で崩れていない点。一方、前走から約4か月半空き、昇級初戦で56kgから57kgになります。内で包まれたときの対応も必要で、数値だけで盤石とは見ません。
鮫島克駿騎手の入力された条件別集計は23鞍4勝、勝率17.4%。少ない騎乗数ながら勝ち切った実績は評価材料です。ただし年別比較ではないため、前年比の改善まではこの集計から断定しません。父モズアスコットの複勝率46.4%も集計条件に依存する参考値。馬自身の東京適性を中心に、騎手と血統の材料を加える◎です。
2番人気・4.2倍/牡4/荻野極騎手/58kg/父 ロードカナロア/先行
2走前の天保山Sは好位から抜け出し、2着に0.6秒差をつけて勝利。3走前の栗東Sでは後方から上がり最速でタイム差なしの2着、4走前のポラリスSも3着でした。先行馬という分類に収まらず、流れに応じて差す形にも対応できています。東京ダート1400mでも1勝クラスを勝っており、純ダートからの追走経験がある点も評価します。
前走の重賞は9着、1.7秒差で、相手が強かったことだけで片付けられません。ただし今回はオープン特別へ戻り、坂路53秒3・終い11秒8と調教の材料もあります。荻野極騎手の条件別集計は52鞍で複勝率26.9%。58kgと乗り替わりは課題でも、前で運ぶ再現性と差す選択肢を両立する点で○です。2番の休み明けや進路取りに隙が出れば、逆転できる実績を持っています。
3番人気・6.0倍/牡5/横山武史騎手/58kg/父 ダノンレジェンド/先行
前走NST賞は2番手から抜け出してオープン勝ち。1200mで示した先行力は、今回も序盤の位置取りに生かせます。東京1400mでは昨年のテレビ静岡賞を逃げて0.6秒差で勝ち、その次の霜月Sでも逃げて2着。今年の欅Sも4着で、距離延長そのものを大きな不安にはしません。
ただし前走56kgから今回は58kgとなり、大外から位置を取るまでの負担があります。外枠を自動的に有利とはせず、競り合わず前へ出られるかが焦点です。横山武史騎手の条件別集計は134鞍、複勝率32.1%。坂路52秒7・終い12秒0も確認でき、力を出せる材料はありますが、前半で脚を使いすぎると長い直線で苦しくなります。先行力を評価しつつ、斤量と運び方を条件に▲です。
7番人気・16.9倍/牡5/菅原明良騎手/59kg/父 Palace Malice/後方
前走エニフSは中団から上がり2位で伸び、勝ち馬から0.2秒差の2着。昨年の神無月Sでも上がり最速で0.1秒差の4着でした。今年の欅Sは59kgで3着。東京1400mのオープンで末脚を使った実績があり、機械7位という順位以上に今回の舞台へつながる材料があります。
59kgは軽くありませんが、同じ斤量で好走した経験があるため、それだけで評価を下げません。菅原明良騎手の入力集計は154鞍で複勝率27.9%。父Palace Maliceの条件別集計も補助材料になります。後方へ下がりすぎると展開待ちになる一方、前走のように中団を取れれば直線まで射程圏を保てます。実績と走り方を見直して△へ引き上げました。
8番人気・17.3倍/牡6/小崎綾也騎手/57kg/父 マインドユアビスケッツ/中団
2走前の天保山Sで4番ベルジュロネットの2着。前走NST賞は1200mで後方から上がり最速を使い、0.7秒差の5着でした。東京1400mのバレンタインSでも上がり最速でしたが8着。末脚を持つことと、それが着順につながることは別であり、今回は追走の位置をどこまで改善できるかを見ます。
小崎綾也騎手とのコンビを継続し、前走から距離が延びる点は追走面の助けになる可能性があります。坂路入力には0秒の無効な時計が含まれていたため、調教を強い加点根拠にはしていません。確認できる実時計には55秒0・終い13秒0があります。57kgで中団から脚を使う形を期待し、オープン2着の実績と直線の持続力を根拠に△です。
9番人気・20.3倍/牡6/三浦皇成騎手/57kg/父 ダノンバラード/先行
前走エニフSは好位から運んで、5番ノーブルロジャーと同じく勝ち馬から0.2秒差の3着。東京1400mで差しを重視する組み立てでも、先行して最後まで踏ん張れる候補は残したいところです。三浦皇成騎手の条件別集計は118鞍で複勝率33.1%。坂路51秒8も状態を判断する材料になります。
今回は前走55kgから57kgへ増え、東京の欅Sでは6着と上位争いまで届いていません。先行すれば必ず残れると考えず、4番や16番との位置取り、直線で脚を残せるかを確認します。前が落ち着いた場合に対応する一頭として、ダノンバラード産駒の9番を△に残しました。
追加注目の7頭目|☆リラエンブレム
6番人気・14.1倍/牡4/高杉吏麒騎手/57kg/父 キズナ/中団
今回は例外的に7頭目として追加します。シンザン記念を勝った芝重賞馬で、前走の芝1200m重賞でも後方から上がり最速。機械10位でも、芝で示した能力と初ダートによる変化は別に検討する価値があります。ダートを走った実績はないため、芝の速い上がりをそのままダートの決め手へ置き換える評価はしません。
父キズナ、57kg、高杉吏麒騎手で新条件へ挑みます。坂路53秒2・終い12秒4は確認できる一方、ダート発走への対応、砂を受けた際の反応、序盤の位置取りは未知数です。未知の適性に期待する余地を残しつつ、実績馬6頭とは異なる追加注目の☆としました。この印は購入を決めた意味ではなく、更新オッズと当日の様子を見て判断する候補です。
補足|13時台のオッズと稍重での最終確認
曇り・稍重を踏まえても総合評価の7頭印を維持します。2番は東京1400mの稍重で0.9秒差勝ちがあり、4番は重の天保山S勝ちと稍重のポラリスS3着。5番にも湿った東京1400mでオープン好走歴があります。馬場だけで一律に評価を変えず、斤量、相手強化、位置取りを合わせて比較しました。
| 馬番・馬名 | 単勝 | 馬連換算 | 換算÷単勝 |
|---|---|---|---|
| 2番 メリディアンスター | 3.6 | 4.2 | 1.17 |
| 4番 ベルジュロネット | 4.2 | 4.0 | 0.95 |
| 16番 ワイワイレジェンド | 6.0 | 6.5 | 1.08 |
| 5番 ノーブルロジャー | 16.9 | 11.4 | 0.67 |
| 10番 アッチャゴーラ | 17.3 | 14.5 | 0.84 |
| 9番 フェルヴェンテ | 20.3 | 18.3 | 0.90 |
| 11番 リラエンブレム | 14.1 | 22.5 | 1.60 |
4番は朝の単勝4.9倍から4.2倍へ下がり、馬連換算も4.3倍から4.0倍へ低下。5番は単勝19.5倍から16.9倍へ下がっても換算11.4倍で、連系寄りの支持を保っています。11番は単勝14.1倍に対し換算22.5倍と単勝寄りの偏りが続きますが、初ダートの適性を示す証拠ではありません。購入者の意図や大口購入の有無は断定できません。
馬連換算はJRA-VANの連勝換算オッズで、実際の組み合わせ別配当ではありません。今回、総合評価と購入対象を分けて最終判断を確定しました。具体的な買い目と配分、その比較理由はnoteにまとめています。
最終印
◎ 2番メリディアンスター ○ 4番ベルジュロネット ▲ 16番ワイワイレジェンド △ 5番ノーブルロジャー △ 10番アッチャゴーラ △ 9番フェルヴェンテ ☆ 11番リラエンブレム
同舞台3戦3勝の2番を中心に、オープン実績と脚質の幅を持つ4番、東京で先行して結果を残した16番を評価しました。5番と10番は長い直線の末脚、9番は前寄りで運ぶ形を補い、11番は条件替わりの追加注目馬です。前へ行く馬と差す馬の両方を比較し、長い直線に入るまでの位置取りと、追ってからの持続力を最終評価の軸としました。
出馬表・人気・単勝・馬連換算は2026年10月25日13時36分ごろのJRA-VAN保存データ。時刻はファイル保存時刻に基づく目安で、リアルタイム情報ではありません。コース解説は提供されたJRA-VAN解説を要約し、戦歴・騎手・調教は提供CSVを参照しました。人気・オッズなどは以後変動します。
本記事は予想情報であり、的中や利益を保証するものではありません。馬券はご自身の判断と責任でお願いします。

コメント