2026年9月19日、良馬場の阪神競馬場・ダート1400mで行われた大阪スポーツ杯を振り返る。事前予想では有力馬6頭を取り上げ、4番ニューオーリンズを本命、15番エブリーポッシブルを対抗とした。結果は無印9番リサシテーションが1着、無印2番トゥロンが2着、無印10番カルパが3着。上位3頭をすべて評価から漏らし、本命も9着に敗れた。
結果総括 ― 差し決着で無印3頭が上位、◎ニューオーリンズは9着
3番人気の9番リサシテーションが中団から差し切り、14番人気の2番トゥロンがハナ差の2着。10番人気の10番カルパがさらにハナ差の3着へ入り、前半から競り合った先行勢を中団以降の伏兵がまとめて捕らえた。◎4番ニューオーリンズは直線で失速して9着。展開の危険は見ていたが、最終評価へ十分に反映できなかった。
レース展開
1番テイエムヒショウと◎4番ニューオーリンズが先頭を争い、△6番メイショウツヨキ、△5番サンダーバース、▲7番ハクサンアイリスも前の集団へ加わった。前半から速い流れとなり、直線では先行勢の脚色が鈍化。中団で脚をためた9番リサシテーションが差し切り、同じく中団から伸びた2番トゥロンと10番カルパが僅差で続いた。後方から最速の末脚を使った11番エムズマインドも4着まで追い上げ、差し勢が上位を占めた。
ピックアップ6頭の振り返り
◎ 4番 ニューオーリンズ → 9着
2番人気 / 牡4・58kg / 和田陽希 / 父リアルスティール
先頭争いから9着。厳しい流れを正面から受けて粘れなかった。
内枠から積極的に運び、直線入り口では先頭に立ったが、そこから脚色が鈍って9着。同級での安定感を評価した本命だったものの、先行馬が多い組み合わせで自分の形へ持ち込めると見た判断が甘かった。前へ行く力だけでなく、競り合いになった場合の消耗まで考える必要があった。
○ 15番 エブリーポッシブル → 6着
1番人気 / 牝3・54kg / 岩田望来 / 父ニューイヤーズデイ
中団から6着。直線の不利もあり、伸び切れなかった。
中団で流れに乗り、直線で追い上げたが6着まで。昇級初戦でも大きく崩れなかった一方、上位3頭の決め手には及ばなかった。JRA発表では直線で勝ち馬が内側へ斜行し、本馬が影響を受けている。着順だけで能力を判断せず、次走は改めて見直したい。
▲ 7番 ハクサンアイリス → 10着
5番人気 / 牡4・58kg / 川田将雅 / 父ハクサンムーン
好位から10着。前を追いかけた分、直線で余力を失った。
前の集団を見る位置につけたが、速い流れの中で脚を使い、直線では伸びを欠いて10着。騎手と血統の条件適性を評価したものの、同級でまだ馬券圏内がなかった不確実さが結果に表れた。前が競る想定なら、積極的な位置取りが負担になる可能性も重く見るべきだった。
△ 5番 サンダーバース → 7着
7番人気 / セ5・58kg / 角田大和 / 父サンダースノー
先行して7着。厳しい流れの中で踏ん張ったが、上位には届かなかった。
先行集団で運び、直線でも完全には止まらず7着。前走2着の内容を評価した方向は理解できるが、今回は先行勢に厳しい流れとなった。前で運んだ印上位馬の中では粘ったものの、相手候補として期待した馬券圏内には届かなかった。
△ 6番 メイショウツヨキ → 13着
4番人気 / 牡4・58kg / 武豊 / 父アドマイヤマーズ
先行争いに加わって13着。直線で大きく失速した。
ニューオーリンズの直後で積極的に運んだが、直線では余力がなく13着。阪神ダート1400mでの勝利実績を評価したものの、今回は昇級戦に加えて斤量増もあり、厳しい先行争いを耐え切れなかった。逃げ候補が重なる組み合わせでは評価を抑えるべきだった。
△ 8番 キャピタルサックス → 16着
6番人気 / 牡5・58kg / 松若風馬 / 父リオンディーズ
中団から後退して16着。疾病発症のため、走りの評価は保留したい。
中団で追走していたが、直線で大きく後退して16着。JRA発表では競走中に心房細動を発症していた。前年の同レース3着という適性を評価したが、今回は能力を発揮できる状態ではなかったため、着順をそのまま次走評価へ結び付けない。
評価から漏れた馬の結果
9番リサシテーションが1着。中団で前の競り合いを見ながら脚をため、直線で差し切った。事前の候補には入っていたが、昇級後の前走8着を重く見て最終6頭から外した。今回のように前が崩れる流れでは、差し脚と斤量をもっと評価すべきだった。
2番トゥロンが2着。中団から勝ち馬と並ぶように伸び、ハナ差まで迫った。近走の大敗を理由に外したが、先行勢が総崩れになる展開への適性を拾えなかった。
10番カルパが3着。中団で脚をため、直線でしぶとく伸びて上位2頭とハナ差の3着。前走9着と斤量増を重く見たが、差しに回った時の末脚を比較できなかった。
まとめ ― 前崩れを想定しながら、差し候補を最終評価から外した
無印9番リサシテーションが1着、無印2番トゥロンが2着、無印10番カルパが3着。◎4番ニューオーリンズは9着、▲7番ハクサンアイリスは10着に敗れ、印を付けた6頭から馬券圏内を出せなかった。
最大の反省は、先行馬が多く流れが厳しくなる危険を把握していたにもかかわらず、最終的には前で運ぶ馬を中心に選んだこと。特に9番と2番は事前の候補に入っていながら、近走着順を重く見て外してしまった。先行争いが激しくなるレースでは、直近の着順だけでなく、展開が反転した時に浮上する差し馬を最終6頭へ残す必要がある。
次走注目
9番リサシテーション――速い流れを中団で受け、直線で差し切った。昇級2戦目で内容を一変させており、差しが生きる流れなら上のクラスでも注目したい。
2番トゥロン――14番人気ながら勝ち馬とハナ差の2着。展開の助けはあったが、最後まで同じ脚色で伸びた内容は評価できる。
15番エブリーポッシブル――昇級初戦で6着。直線の不利がありながら大きく崩れておらず、スムーズなら巻き返す余地がある。
※ 本記事はオッズ・人気・JRA確定結果(2026年9月19日取得)をもとにしたレース回顧です。
※ 本記事は筆者個人の見解であり、馬券購入を推奨するものではありません。最終的な投票は自己責任でお願いいたします。

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